映画『ギャラクシー街道』感想、評価どおりの〇〇映画【ネタバレ】 [映画]
『ギャラクシー街道』見たよ。
ネットのレビューなどで「史上最低」とか「駄作」「金返せ」などと酷評されてて、
そんなにひどいの!? と思って行ったら。。。ほんとにつまらなかった。
評価通りの“最低”映画だったよ。関係者の方、ごめんなさい。
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なんでこんなにつまらない!?
公式サイトにあるストーリーはこちら。
時は西暦2265年、木星と土星の間に浮かぶスペースコロニー(宇宙空間に作られた人工居住区)「うず潮」。そこと地球を結ぶスペース幹線道路・ルート246666を、人は「ギャラクシー街道」と呼んだ。かつては、交通量も多く、沿道にもたくさんの飲食店が並んでいたが、開通して150年。老朽化が著しく、そろそろ閉鎖の噂も聞こえている。
今日も、様々な星から宇宙人たちが「ギャラクシー街道」にやって来る。みんな、それぞれに悩みを抱えた、人間味溢れる異星人だ。
街道の中央にひっそりと佇む、小さなハンバーガーショップ、サンドサンドバーガー・コスモ店を舞台に、そこで働く人々と、客たちが織りなす、宇宙人模様。登場するのは、スペース警備隊、スペースヒーロー、スペース客引き、スペース娼婦、スペースドクター、スペース役人、スペースシンガーに、スペースパートタイムのおばさん…、全員、宇宙人。
チープな感じのSFコメディっぽいけど、
三谷幸喜さんの作品だし、キャストはめちゃめちゃ豪華だよね。
香取慎吾さんと綾瀬はるかさんが主演で、僕の好きな優香さん、西川貴教さん、
段田安則さん、遠藤憲一さん、小栗旬さん、大竹しのぶさん、西田敏行さん…。
三谷監督作品といえば、「清洲会議」や「ステキな金縛り」
「マジックアワー」など、笑い&少しの涙ありで、僕はけっこう好きなわけで。
でね、上映時間110分のなかで、ラストにちかいワンシーンで
ちょっとだけ笑いそうになったけど、あとは、どっこも笑えない。
つまらないにもほどがあるし、「なんでこんなにつまらない!?」ということを
考えさせるための映画なのかと思ったよ。
僕が見たのが平日19時からの回だったこともあって、
寝てる人はいるし(イビキが聞こえた)、途中で帰った人も何人かいたよ。
僕も何回も眠くなっちゃったもん。
映画が終わったとき「ようやく終わったかぁ」と解放されたうれしい気分になって、
みんなさっさと席を立って、ほとんどの人がエンドロール見てなかった。
わかるよ、その気持ち。
全篇通じて「不快」な映画
ここからはネタバレになっちゃうけど、いきなり冒頭から笑えなすぎる。
香取さんが感じ悪い役なんだよね。客商売なのに、差別したりするわけよ。
「小ネタ」なのかもしれないんだけど、僕は気分が悪くなるくらい不快。
大竹しのぶさん演じるハンバーガーショップの店員がものすごくトロくて、
周囲は彼女のこなせる仕事量を知りながらたくさん働かせて、
オーバーフローで彼女は放電し、店が停電してしまう。
それが何回か繰り返される。これがギャグ!? 見ていてつらくなっちゃったよ。
優香さんの「ハンバーガーの食べ方が汚い」という話があって、
たしかにお上品じゃないかもしれないけど、「食べ方が汚い」ということも
「食べ方が汚いから嫌いになった」というくだりも僕には「笑い」にはつながらない。
スタートレックの登場人物やウルトラマン、怪獣みたいなのも出てくるんだけど、
そのすべてがナンセンスすぎて笑えない。
妊娠・出産の話も、これで笑えっていうの!? 押しつけっぽくて、インパクトなし。
全般的にそんな感じなんだよね。
もし親子で見てたら、親も子もそれぞれ固まってしまうような下劣な表現もあるし。
もし、良かったシーンを探せと頼まれれば(こんなこと頼まれないと思うけど)、
クライマックスで西川貴教さんが
「The End of the Universe/宇宙の果てまで」を熱唱したところかな。
あ、これって映画のストーリーや演技、脚本じゃなくて、歌だけど。
僕は映画が好きで、不評な映画でも悪口いわないほうだけど、この映画はダメ。
売れない芸人のつまらないコントを何時間もぶっ続けで見せられる感じなんだけど、
それでも見たいという好奇心&冒険心あふれる方は映画館へどうぞ。
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